PS Vita改造|3.60環境で起こりがちなトラブルとその対処法まとめ(2025年版)

PS Vita改造|3.60環境で起こりがちなトラブルとその対処法まとめ(2025年版)
PS Vitaの改造(CFW導入)では、3.60ファームウェアが現在でも多くのツールやプラグインに対応しており「安定版」として好まれています。しかし、その安定性の裏でいくつかの落とし穴や典型的な不具合も存在します。
本記事では、海外のVita改造トラブルガイド(参考リンク)を元に、よくある問題やその原因、解決法についてわかりやすくまとめました。
🔧 3.60でよくあるトラブルと原因
- HENkakuが起動しない/Ensoが失敗する
→ taiフォルダの場所(ur0:/tai
とux0:/tai
)が混在している可能性あり。 - PSVitaが再起動後にクラッシュする
→ config.txtが壊れている、もしくは非対応プラグインがEnso起動時に干渉していることが原因。 - VitaShellが立ち上がらない
→ config.txtの記述ミス/二重読み込み/権限の問題。 - microSDカードが読み込まれない(SD2Vita使用時)
→storagemgr.skprx
の記述が正しくない、またはuma0
設定との競合。
🛠 解決方法・対処例
- まず ur0:/tai/config.txt をメインとして利用し、ux0:/tai は削除または空にしておく。
- config.txt を書き換えたら、VitaShellなどからリブート必須。
- Autoplugin 2 を使う場合も、インストール後にconfig.txt を目視で確認すること。
- Ensoが途中で止まる場合は、一度Ensoをアンインストールして再導入すると改善することがある。
💡 補足:3.60以外のバージョンの選択肢は?
現在では「3.65~3.74」などもh-encore²やHENloといった方法で改造可能ですが、3.60は安定性・プラグイン互換性・資料の多さにおいて依然として人気があります。
⚠️ 注意と免責事項
PS Vitaの改造やカスタムファームウェアの導入は、メーカー保証を失う行為であり、 最悪の場合は本体が起動しなくなる(ブリック)リスクもあります。 また、オンライン機能や公式ストアとの接続を行うとアカウントがBANされる恐れもあります。
本記事は「情報提供と技術理解のための目的」で書かれたものであり、改造を推奨するものではありません。 実行される際はあくまでも自己責任でお願いいたします。